2024年11月5日付の奈良新聞に、弊社代表・石丸信明のインタビュー記事が掲載されました。
現在、全国各地に埋もれた観光資源を掘り起こし、多様な観光コンテンツを創出する取り組み「地域観光新発見事業」が進められています。
その一環として、今回「奈良の国宝建築を建築家とともに訪ねる」をテーマにした事業に石丸が参加することになり、奈良新聞の取材を受けました。
奈良の神社仏閣を巡るツアーはこれまでも多く企画されていますが、仏像鑑賞を主題としたものが中心で、建築物に焦点を当てたものは少ないのが現状です。
改めて国宝・重要文化財のリストを確認すると、仏像だけでなく多くの建築物も登録されています。
特に国宝とは、「日本の文化財保護法に基づき、国が指定する有形文化財(重要文化財)の中でも、世界文化の観点から価値が高く、類いない国民の宝とされるもの」を指します。
こうした国宝建築が奈良県には71件もあり、これは京都の73件と並ぶ数です。
奈良の寺社仏閣は、京都と比較して戦乱や災害による焼失が少なく、多くの建築物が古代からの技術の源流を伝える重要な存在です。
これらは奈良市を中心に、周辺の市町村にも広く点在しています。
このような背景から、「国宝建築物の魅力をより多くの人に知ってもらうことで、奈良への観光客増加につなげられるのではないか。
また、奈良市中心部におけるオーバーツーリズム問題の解消にも貢献できるのではないか」という考えを事業者仲間と共有し、今回のツアー企画が立ち上がりました。 外国人観光客も対象にしており、外国語対応のパンフレットも発行予定です。
ツアーの詳細については、スケジュールが決まり次第お知らせいたします。