【第132回木三会】ガラスの種類と割れ対策、防火ガラス【電気硝子建材株式会社】
■ 石丸の感想
佐藤さんのお話は、「ガラス」という視点から素材や商品・製品を捉えるだけでなく、防火ガラスの性能や許認可、行政の考える方向性などを通じて、設計者・施工者・一般ユーザーとの間に生じるズレや課題を俯瞰できるものでした。
会社という枠組みの中では少し言いにくい部分もズバッとご説明いただき、理解が大きく深まったと感じます。
また、最後に質問させていただいたように、ガラスの耐火・防火に関して「誰に相談すべきか」という点は、逆にお話を伺ったからこそ改めて難しさを実感しました。これほど根本的な問いに立ち返りながら、幅広い視点を押さえて説明できる方に、これまで出会ったことがなかったからです。
建築用ガラスという一側面だけをとっても、今まさに大きな変化の渦中にある現状を強く認識しました。
次回はYKK APの奥山さんに、サッシという観点から現状について、お話しいただけることを楽しみにしています。今回参加者が増えたことも、会として新しい方向性をつかみつつある証だと感じております。
今後とも木三会へのご支援をよろしくお願い申し上げます。
石丸信明/ARX KOBE
■所員の感想
この度の木三会では、6月に続き、電気硝子建材株式会社の佐藤さまをお招きし、「ガラスの種類と割れ対策、防火ガラスの種類と現状」というテーマでお話をお聞きしました。
佐藤さまは自社製品に限らず幅広くお話しくださり、ガラスの特徴を比較しながら整理していただいたことで、理解しやすく大変勉強になりました。
特に印象に残ったのは、建物の用途や設置場所、安全性に応じてガラスの種類を検討し、適切に選択することが何より大切であるという点です。
割れ対策としては合わせガラスが最も安全であり、仮にヒビが入っても補修によって居室の利用を続けられるという点は、防災の観点から非常に実用的だと感じました。
また、強化ガラスに飛散防止フィルムを貼ると割れずに落ちてしまう場合があり、設置場所によっては危険になるというお話は、リスクの具体例として強く印象に残りました。
防火ガラスについても、コスト面で優れた網入りガラスと、防火性能に優れた耐熱結晶化ガラスの特性を比較して学ぶことができました。
防火に関する規制は複雑ですが、「防火とは内部の人々が避難するための時間を確保する概念である」というご説明は、防火対策の本質を捉えており、様々な防火規制について理解が深まりました。
今回のご講演を通じて、ガラスという素材に対して、その安全性や防火性能の重要性を改めて考えるきっかけをいただきました。専門外の立場の方にとっても理解しやすく、日常生活や災害時の安全確保にもつながる生の知識を得られたことは、大変貴重な機会でした。
■写真 第132回木三会の様子
■第132回木三会 ゲスト企業さま
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電気硝子建材株式会社(大阪本社)
〒532-0003 大阪市淀川区宮原2丁目11-1
TEL:(06)6392-2711
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木三会は、以下の3点に重点を置いて、議論していきます。
- 業界の枠を超える
- 一般の人に向けてわかりやすいように説明する
- 未来に向けてどのように価値をつくっていくか
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